仕事やプライベートで資料を作る時、こんな経験ありませんか?
「作ったはいいけど、なんか文字がダサい…」 「パッと見でおしゃれに見えるデザインにしたいのに…」
スライド、ポスター、ちょっとしたSNS投稿でも、文字の印象は想像以上に大きいもの。「なんかそれっぽく見える資料」を作る秘訣は、実はフォント選びに隠されています。
今回は、デザイン初心者さんでも雑に扱ってもなぜかおしゃれに見えるフォントを厳選して5つご紹介します。しかも、ほとんどが無料で使えるものばかり!
なぜフォント選びが重要?
人間は視覚から多くの情報を得ています。
フォントは、単に文字を伝えるだけでなく、資料の雰囲気、信頼性、親しみやすさといった感情的なメッセージも同時に伝えているんです。
適切なフォントを選ぶだけで、受け手の印象は劇的に変わります。
おすすめフォント5選
1. Noto Sans JP(ノトサン)

特徴
読みやすさの神髄。スッキリとしたデザインで、どんな場面でも馴染むGoogle公式の超万能フォントです。
「どのフォントを使えばいいか悩んだらコレ!」と言い切れるほどの安心感があります。デザインに余計な癖がなく、情報がストレートに相手に伝わります。筆者のプレゼン資料は、ほぼNoto Sans JPで9割がカバーできています。
おすすめ用途
スライド資料、ビジネス文書、長文の本文
ツールでの利用
Canva: 標準搭載
Figma: フォントリストから選択可能
Photoshop: インストールすれば使用可能
商用利用
可能
入手方法
Google Fontsから入手可能
2. Zen Maru Gothic(ぜんまる)

特徴
丸みのあるフォルムが特徴的ですが、可愛すぎず、洗練された印象も兼ね備えたフォントです。
資料全体が堅苦しくなりがちな時に、このフォントを少しだけ使うと、一気に優しい印象に変わります。ちょっとした吹き出しにもおすすめです。
おすすめ用途
ポスター、SNS投稿、親しみやすさ重視の資料
ツールでの利用
Canva: 「Zen Maru Gothic」で検索して使用可能
Figma: フォントリストから選択可能
Photoshop: インストールすれば使用可能
商用利用
可能
入手方法
Google Fontsから入手可能
3. Shippori Mincho(しっぽり明朝)

特徴
「ほんのりレトロ」という表現がぴったりの、品格と知性を感じさせる明朝体です。
おすすめ用途
表紙、自己紹介スライド、印象に残るタイトル
ツールでの利用
Canva: 「Shippori Mincho」で検索して使用可能
Figma: フォントリストから選択可能
Photoshop: インストールすれば使用可能
商用利用
可能
入手方法
Google Fontsから入手可能
4. はんなり明朝(Hannari)

特徴
やわらかく、どこか女性らしい雰囲気を持ちながらも、しっかりと読みやすさをキープしているフォントです。
どことなくInstagramのような現代的なおしゃれさも感じさせます。
おすすめ用途
プレゼンの締め、ブログ見出し、感情を伝えたい場面
ツールでの利用
Canva: Pro版であればカスタムフォントとしてアップロード可能
Figma: インストールすれば使用可能
Photoshop: インストールすれば使用可能
商用利用
可能
入手方法
フリーフォントサイトから入手可能
5. しろくまフォント

特徴
ゆるっとした手書き風でありながら、文字の判読性が高く、読みやすいのが魅力です。
「砕けすぎず、でも話しかける感じ」を出したいときに重宝します。社内報やチーム内でのちょっとした掲示など、親近感を高めたいシーンでは大活躍します。
おすすめ用途
SNS、イラストっぽい資料、表現をやわらげたいとき
ツールでの利用
Canva: Pro版であればカスタムフォントとしてアップロード可能
Figma: インストールすれば使用可能
Photoshop: インストールすれば使用可能
商用利用
可能
入手方法
フリーフォントサイトから入手可能
まとめ
今回は、デザイン初心者でも「なんかそれっぽく見える資料」が作れる、無料のフォントを厳選して5つご紹介しました。
フォント選びは、資料の印象をガラッと変える魔法のようなスキルです。今回ご紹介したフォントは、どれも無料で手軽に使えるものばかりなので、ぜひ積極的に試して、あなたの「使いやすい」「これだ!」というフォントを見つけてみてください。